いきなりスマホにシフトしだした冬モデル、いつもながら唖然としましたよ。おっさん的にはやっぱり「帰ってきたPDA」にしか見えないんですけどね。時間かかりましたね。

俺の父は、仕事柄もあり比較的早くから携帯電話を使っておりました。俺が会社名義で持たされる前から持ってたので、個人所有としては平均よりもやや早いぐらいだと思います。あくまで「電話」だった頃に携帯を手にしたのもあってか、メールやカメラ機能といった波には乗ることはありませんでした。なにせ有線電話時代の留守番メッセージも苦手なひとで、伝言なしか無言メッセージが数秒といったことがほとんど。

母親の方は、父が入院し必要に迫られて携帯電話を所持するようになりました。ごく最近のことです。ところが、意外なことに母の方はすぐにメールを使用できるようになっていました。父が入院している時はすぐには電話に出られないことも多い訳ですが、こうした時はメールをするのがよいとすぐに気づいたようです。心配された文字入力も意外とすんなり入っていき驚かされたものです。送られてくるメールは素直な文章で自然でした。考えてみると、パソコンを使ったことがない彼女は入力→変換というものになんの先入観もありません。文字を1,2文字入れると変換予測候補が現れますが、素直にその中から単語を選んでいるようです。PCも使っていた父のメールは、自分なりの言葉に執着してしまうのか、誤変換や消し間違いなど小さな画面と悪戦苦闘しながら打ったことが痛いほどわかるものでした。たまに絵文字なども交え軽やかにメールを送る母とは正反対です。そういえば、俺も携帯メールは女性につつかれて始めたんですよねww