携帯電話 W890i


どうも無駄な出費の多い通信費、気になりつつも解約月のタイミングが合わなかったりして放置気味だったのを整理開始。そもそも、全国出張行脚でモバイル中心だった5年ほど前の条件を引きずっていたのだが、現在は持込持出不可・クラウドサービスなんてもっての他、条件が大きく違う。

Sony Ericsson W890i

実は最近個人的にちょっとソニーが気になり出していて、端末も買うならちょっと遊んでみようとソニエリWalkman携帯(死語)に。


2008年のもので既に5年前のモデル…ではあるけれど、G'Zoneとかの白ロムガラケーも結構高値で推移してたりするんだよねー。ざっと並べるとものはこんなかんじ。動作は今時の1GHz超のScOのガラケーには及ばないが、思いの外さくさく動く。AUKCP+機よりは断然軽い。

  • ネットワーク: GSM, 3G UMTS 2100
  • システム: Sony Ericsson proprietary OS (A200)
  • ディスプレイ: 2" QVGA(240x320)
  • 内蔵メモリ: 28MB
  • ストレージ: Memorystick Micro M2 4GBまで
  • カメラ: 3.2 megapixel without AF(インカメラも今流行のカメラ起動ボタンもついている)
  • I/F: Bluetooth, USB 2.0

中華に対応しているので日本語も大体表示されるし、アプリケーションを入れれば日本語もなんとか入力できる。GoogleMapやブラウザもあって以外と使えそうなのだが、今回は音声回線で使用。電話帳はガラケーからBluetoothで一括送信したところあっさり入った。グループ分けは反映されないし日本語のソートもだめだめだけど、受話用だから問題なし。

本体

ヘアライン加工された金属の本体は非常に小さく握りやすい。今や国内キャリアでも人気モデルのソニーだが、ガラケー末期以前は所詮その他メーカーのひとつで、こんなミニマムモデルをよく出していたのだった。今時の小ぶりな折り畳み電話より小さいんだけど、ほどよい厚みのおかげで持ちにくさはない。昔からフリップよりストレート端末の方がすきだったんだがひとの好みは変わんないな。
未使用新品となっていたけれど、スクリーン保護シートの上に梱包用のシートが貼ってあったり、予備バッテリーやメモステM2用USBアダプタまで同梱されててどう見てもちょっと使ってた感はある。本体は初期化してあったがメモステの中にはお写真と動画・・・、ヌコ大好きなロシア人?ちょっとおもしろいw

Walkman

本命のWalkman機能。PC用の管理ソフトがあるみたいだが、USBでもBluetoothでも簡単に繋がり、MP3やAACはそのままコピーで聴けて普通に日本語タイトルも出る。さすがにApple Losslessは未対応だけどメモリが小さいから圧縮ソースしか入れないだろう。本体右にはボリューム兼送り戻しボタン、本体左にはWalkmanボタンがあり、Walkmanボタンはワンタッチで待受と行来できてハードボタンの気軽さがいい。ミニジャックも本体にあれば文句なかったのだが、この時代のものはごついコネクタ経由でダメなかんじのアダプタケーブル仕様。ひとまず家に転がってるJabraのBluetoothヘッドセットとペアリングしてみるとあっさり接続、再生・早送り・巻き戻し・通話ができた。ただしJabra Clipは出力が小さめなので、昨今のコンプ・リミッタでぎちぎちソーズならいざ知らず、古い音源なんかだとちょっと力不足。

バッテリーもそれなりにへたってるとは思うが、BTオンのまま暫く使ってみた。クルマの時もこんなBTレシーバー→AUX INでカーステ再生したりと多めに使って三日で残25%、全然いける。(いざとなれば新品バッテリーも買える)
総じて満足度は高い。気軽に尻ポケにつっこめて、最近の細めスーツのポケットに入れても突っ張らない。道具に気を遣わなくていいのはがさつな自分にとても合っている。